笑顔で下の歯が見えてしまう?その原因と改善方法

笑顔で下の歯が見えてしまう?その原因と改善方法

皆さん、こんにちは!Discovering Smiles and Beauty(DSB)です。

笑顔のときに下の歯が見える原因を皆さんはご存知でしたか?
今回は、魅力的な笑顔の概要や笑ったときに下の歯が見える原因、改善に効果的なトレーニング方法について詳しく解説します。周りから好印象を得られる笑顔を手に入れたい方や、自信を持って笑いたい方は、ぜひ参考にしてください。

魅力的な笑顔と理想的なスマイルラインにならない原因とは?

魅力的な笑顔における一つのポイントはスマイルラインです。
スマイルラインとは、笑ったときに見える上の歯の先端を結んだ曲線のことです。
スマイルラインである曲線が美しく、自然に見えるほどより魅力的な笑顔になり、明るく親しみやすい印象を人に与えます。
理想的と言われているスマイルラインのポイントは以下の通りです。

・正中(顔の中心ラインと前歯の中心ライン)が合っている
・上顎と下顎の正中線が合っている
・上顎前歯部の並びや位置が左右対称
・スマイルラインが下唇のドライーウェットライン(唇の皮膚側と口腔側の境)に軽く触れる
・咬合平面の水平的な傾斜がない
・開いた唇から上顎の前歯が2〜4mm程度見える
・上顎の歯茎は上唇に隠れてほぼ見えない
・中切歯(一番前の歯)の縦横比が1.0:0.8
・中切歯:側切歯(前から2番目の歯):犬歯(前から3番目の歯)の横幅比が1.6:1:0.6

一方、笑顔が魅力的に見えない原因として以下があります。

・ガミースマイル
・逆ガミースマイル

ここからは、上記について詳しく解説します。

ガミースマイル

ガミースマイルとは、笑ったときに通常よりも多くの歯茎が見えている状態のことを指します。
「イー」と上下の歯をかみ合わせたときに、上唇に隠れ上顎の歯茎が見えない、もしくは少しだけ(1〜2mm程度)見える状態が一般的です。
ガミースマイルも理想的なスマイルラインにならない原因の一つです。
人によっては、ガミースマイルであることにコンプレックスを持ち、自信を持って笑えない方がいます。
また、ガミースマイルは虫歯や歯周病、口臭の原因となる可能性があります。

逆ガミースマイル

逆ガミースマイルとは、ガミースマイルとは逆に上の歯や歯茎があまり見えない状態のことで、逆ガミーと呼ばれることもあります。
逆ガミーの場合、上の歯が少ししか見えない、もしくは上の歯が上唇にスッポリ覆われ、笑ったときに口角が下がって見えます。

笑顔で下の歯が見えてしまう原因

笑った際に下の歯が必要以上に見えてしまう場合も、笑顔がきれいに見えません。笑顔で下の歯が見える主な原因は、歯並びと口輪筋の衰えです。
口輪筋とは、口の周りをぐるりと円状に囲んでいる表情筋のことで、唇を閉じたりすぼめたりするときに使います。
口輪筋から多くの表情筋が放射状に伸びており、口輪筋が衰えた場合他の表情筋に対する影響も小さくありません。
笑顔で下の歯が見えれば、ガサツや品のない印象を周囲の人に与えます。
また、笑い声も「イッヒッヒ」と聞こえ、より下品な印象を人に抱かせます。

口輪筋が衰える原因

口輪筋は口角を上げる働きを持つため、衰えれば口角が上がらなくなる可能性があります。
口元の表情を作りだす役割も担っており、笑顔や驚いた顔などの表情が乏しくなるでしょう。
また、口元がたるみ、ほうれい線やマリオネットラインができる可能性もあります。
マリオネットラインとは、唇の両脇からあごへ向けて伸びる線のことで、老けた印象や暗い印象を与える原因の一つです。
さらに、睡眠中に口が開き舌の根っこが気道をふさぐため、イビキや無呼吸を引き起こします。
ここからは、口輪筋が衰える原因以下の原因について詳しく解説します。

・老化
・習慣
・授乳時の環境
・病気の後遺症

老化

他の筋肉と同様、年齢を重ねれば口輪筋は低下します。
とくに、男性であれば60歳前後、女性は70歳前後から口輪筋が低下し、口唇閉鎖力が著しく弱くなると言われています。
口を閉じる力である口唇閉鎖力が低下すれば、気管に食べ物が入るなどの誤飲で、不快現象や誤飲性肺炎につながるリスクがあるでしょう。

習慣

口輪筋も使わなければ衰えます。例えば、口呼吸や咀嚼回数が少ない食事が多い場合は、口輪筋が使われず衰えやすくなります。
また、面と向かった人とのコミュニケーション機会が少ない方や、マスクをする機会が多い方も注意が必要です。
最近は、メールやメッセージを利用したコミュニケーションが多い方もいるでしょう。
ただ、リアルでのコミュニケーションが少なかったり、マスクをしたりすれば、無表情の時間が増えます。無表情の場合、口輪筋は使われません。

授乳時の環境

授乳期に使われる筋肉は、口唇と舌の協調運動における発育に影響を与えています。
お母さんのおっぱいが出やすい場合や哺乳瓶で育った赤ちゃんは、強く吸う必要がなく口輪筋が発達しにくくなります。

病気の後遺症

病気の後遺症で口輪筋が衰えるケースもあります。
例えば、脳梗塞など脳血管障害の後遺症による麻痺や摂食機能障害で、口輪筋が低下します。

改善に効果的なトレーニング方法

笑顔を魅力的にする表情筋のトレーニングは複数あります。ここからは、以下2つのトレーニングを紹介します。

・口周りあひる体操
・お口ぱくぱく体操

これらのエクササイズは、DSB「ハリウッドスマイルコース」の4級で行います。

「口周りあひる体操」

口周りあひる体操は、口輪筋を使ったエクササイズです。実施手順は以下の通りです。

① 口を開き、口角からあごの先端にかけ斜めの筋が入るように絞る
② 上下の歯が2本ずつ見え、口元があひるのくちばしの形になるように、ゆっくり口をすぼめる
③ 口周りの筋肉は緩めず、口角を横に引っ張り1の状態に戻す

実施する際は、以下に注意しましょう。

・上下の唇は1mmも内側に巻き込まず、常に外側に反り返しておく
・口を横に開き過ぎない
・上下の歯が唇で隠れないようにし、常に歯が見える状態をキープする
・歯をかまない

「お口ぱくぱく体操」

上下の唇を巻き込みながら、ゆっくり開いて閉じる動きを繰り返す「お口ぱくぱく体操」は、上唇挙筋を鍛えるのに有効です。
ガミースマイルの矯正にも効果が見込めるため、気になる方はぜひチャレンジしてみましょう。
実施手順は以下の通りです。

① 口を軽く閉じ、顔の力を抜く
② 唇を思い切り内側に巻き込む
③ 唇を内側に巻き込んだまま、口を小指1本分開き5秒キープする
④ 力を抜き、①に戻る

注意すべきポイントは以下の通りです。

・口を開くときに唇の巻き込み具合は一瞬たりとも緩めない
・口を開くときに顎関節を「ガコッ」と動かさない
・口をすぼめない

まとめ:下の歯が見える原因は口輪筋の衰え。表情筋トレーニングで鍛えよう!

今回は、魅力的な笑顔の概要や笑ったときに下の歯が見える原因、改善に効果的なトレーニング方法について解説しました。

笑顔で下の歯が見えてしまう主な原因は、歯並びと口輪筋の衰えです。下の歯が見えれば、ガサツや品のない印象を周囲の人に与えます。口輪筋も年齢を重ねたり、使わなかったりすれば衰えるため、トレーニングで鍛えると良いでしょう。
ただ、自分一人で行うトレーニングでは、細かい筋肉を動かすことが難しく、変な癖がついてしまうケースも。

DSBでは、笑顔に必要な表情筋を徹底的研究し、究極の笑顔「ハリウッドスマイル」のデザインに必要な筋肉を鍛えるオリジナル表情筋トレーニングを開発・提供しています。
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