皆さん、こんにちは!Discovering Smiles and Beauty(DSB)です。
笑えば基本的に口角が上がりますが、中には下がる方がいることを皆さんはご存知でしたか?
今回は、理想的な口角の上がり方や口角が上がる(笑顔)効果、効果的なトレーニング方法について詳しく解説します。素敵な笑顔を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
笑うだけで口角が上がる?
笑顔になれば基本的に口角は上がります。ただ、中には口角が下がる方や横一文字になる方もいます。
口角とは、上唇と下唇がつながっている両端のことです。
口角が上がっていれば周囲は好印象を抱きますが、口角が下がる場合、老けた印象を持ちます。
口角の角度は、口の周りにある筋肉の状態により異なります。顔には表情筋と言われる筋肉が複数ありますが、中でも以下の筋肉は口角に影響をあたえます。
- 大頬骨筋
- 口角挙筋
- 口角下制筋
上記の筋力が衰えている場合、口角が上がらなかったり、逆に下がったりするケースがあります。
理想的な口角の上がり方とは
口角の上がり方がきれいであれば、周囲の方により良い印象を与えられます。
理想的な口角における上がり方のポイントは以下の通りです。
- 左右バランス良く上がる
- 前歯が8本見えるか、もしくは歯と口角の間に少しの隙間が生まれ、頬内側のピンク色の部分がわずかに見える
まずは、自身の口角がどのような状態になっているか、鏡でチェックしましょう。
口角が上がる(笑顔)効果
口角が上がれば自然と笑顔になります。中には、楽しいから笑うと考える方もいますが、笑えば楽しくなり、口角を上げた作り笑いでも、笑顔と同じ効果を得られます。
具体的な笑顔の効果は以下の通りです。
- 人に良い印象を与える
- ポジティブになる
- 健康になる
ここからは、上記それぞれの効果について詳しく解説します。
笑顔の効果① 人に良い印象を与える
口角が上がっている方は、以下のポジティブな印象を周囲の人に与えます。
- 楽しそう
- 親しみやすい
- 優しそう
- 爽やか
- 若々しい
笑顔は伝染するため、周囲の方もリラックスでき心理的な距離を縮めるでしょう。
また、表情筋が鍛えられ、シワやたるみの予防にも役立ちます。
一方、口角が下がっていると不機嫌な印象や、怒っているなどの印象を持たれる可能性があります。
笑顔の効果② ポジティブになる
口角が上がれば、脳が笑顔になったと勘違いし、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌します。
心と身体を元気にする脳内物質であるセロトニンには、心のバランスを整え、幸せを感じやすくさせる効果があります。具体的な効果は以下の通りです。
- ポジティブな気持ちにする
- 自律神経に働きかける
- 姿勢を良くする
- 痛みやストレスに強くする
- 眠りからの覚醒の状態を調整する
笑顔になった場合、チョコバー2,000個分の幸せを感じたり、寿命が7歳延びたりするなどの研究結果も出ています。
笑顔の効果③ 健康になる
笑顔にはリンパ球の一種であるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させ、免疫力が向上する効果もあります。
若く健康な人であっても、毎日3,000~5,000個のがん細胞が生み出されています。NK細胞は、がん細胞やウイルスなど病気の原因を攻撃する役割があり、健康を保つためには欠かせません。
このように、口角が上がれば健康効果も期待できます。
口角が下がる主な3つの原因
口角が下がる主な3つの原因は以下の通りです。
- 表情筋の低下
- 癖や姿勢
- 歯並びや唇の形
順に詳しく解説していきます。
口角が下がる原因① 表情筋の低下
表情筋が低下すれば、口角を引っ張れなくなり上がりません。
表情筋が衰える主な原因が加齢です。他の筋肉同様、年齢を重ねれば表情筋は衰え、口角が上がりにくくなります。
また、表情筋を使う機会が少ないことも衰える原因の一つです。例えば、咀嚼回数が少ない、人とのコミュニケーション機会が乏しく無表情の時間が長いなどの場合、表情筋は使われず衰えます。
口角が下がる原因② 癖や姿勢
癖や姿勢も口角に影響を与えます。
例えば、口呼吸をしている場合、口まわりの筋力が使われません。また、姿勢が悪ければ、あご下からデコルテまで伸びている広頚筋が縮み、口角が下に引っ張られます。
パソコンやスマートフォンを操作する際に姿勢が悪くなりやすいため、長時間利用する方は気をつけましょう。
頬杖をつく癖や、食事の際に左右どちらか一方で噛む癖も、口元が歪む原因です。
口角が下がる原因③ 歯並びや唇の形
出っ歯や歯並びが悪いと口呼吸になりやすい特徴があります。また、出っ歯であれば口元が前に出ているように見え、全体的に口角が下がった印象を人に与えます。
上唇が前に突き出している場合も、口角が下向きに見られがちです。
口角を上げるのに効果的なトレーニング方法
口周りの筋肉や舌の筋肉を口周りの筋肉や舌の筋肉を鍛えれば口角が上がります。ここからは、以下の2つのトレーニング方法について詳しく解説します。
- 口閉じ踏ん張り体操
- 舌のぱたぱた体操
口角を上げるトレーニング①「口閉じ踏ん張り体操」
唇で舌を挟んで、口周り全てに力を入れる「口閉じ踏ん張り体操」では、口輪筋を効果的に鍛えることができます。
口輪筋を鍛えれば、口周りのもたつきや頬や顎のゆるみの改善につながります。また、ほうれい線の予防やフェイスラインがスッキリするほか、いびきや滑舌などの改善など、多くの効果が期待できます。
実施手順は以下の通りです。
- 口を軽く閉じ、顔の力を抜く
- 口周りの全筋肉に力が入るように、ギュッと口を閉じる
- 頬筋(顔の両頬の下部分、口角の横にある筋肉)を引き上げ、10秒キープする
なお、実施する際は食いしばらないように注意しましょう。また、力を入れる際に上下の唇を内側に丸め込んだり、口を横に広げたりしてはいけません。頬筋より上部にある筋肉には、力を入れないのもポイントです。
口角を上げるトレーニング②「舌のぱたぱた体操」
舌の筋肉を鍛えるのに効果的なのが、「舌のぱたぱた体操」です。
舌先を意識的に動かすエクササイズをおこなうことで、舌の筋肉を鍛えることができます。
唾液が促進され、口臭や虫歯、ドライマウスの予防にもつながります。
実施手順は以下の通りです。
- 口を大きめに開ける
- 舌先を上げて、上の前歯の裏側に付ける
- 舌先を下げて、舌の前歯の裏側につける
注意すべきポイントは以下の4つです。
- あごを上下させずに行うこと
- 舌先を動かすとき、舌先が歯より外にはみ出ないこと
- 舌先を動かすとき、舌を口の中に引っ込めないこと
- 上下の歯を唇でかくさないこと
まとめ:口角を上げるために、表情筋トレーニングを行おう!
今回は、理想的な口角の上がり方や口角が上がる(笑顔)効果、効果的なトレーニング方法について解説しました。
口角が上がれば人に良い印象を与え、身も心も健康になります。
笑えば基本的に口角が上がりますが、表情筋の衰えなどにより、口角が下がるケースもあります。
口角が上がらない方は、表情筋を鍛えるトレーニングを行うと良いでしょう。
ただ、自分一人で行うトレーニングでは、細かい筋肉を動かすことが難しく、変な癖がついてしまうケースも。
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