笑うと口角が下がる原因とは?泣く時との意外な共通点

笑うと口角が下がる原因とは?泣く時との意外な共通点

皆さん、こんにちは!Discovering Smiles and Beauty(DSB)です。

表情筋が凝り固まったり衰えたりすると、笑っても口角が下がることをご存じでしょうか?

また、しわやたるみが増えるなど、まわりの方からマイナスイメージを持たれる原因になります。

今回は笑うと口角が下がる原因やそのデメリット、泣くと口角が下がる理由との意外な共通点について詳しく解説します

口角が上がるきれいな笑顔になりたい方は、ぜひ参考にしてください。

笑うと口角が下がる原因とは?

笑うときに口角が下がる原因は表情筋の問題です。

表情筋は、顔面部と頭部・頸部の一部にある皮筋の総称で、表情を作り出すだけでなく、以下の行動にも影響を与えています。

  • 眼や鼻の開閉
  • 食べる・飲み込む
  • 息を吸う・吐く
  • 話す

口角の上下に影響を与えている表情筋は「口角下制筋」です。口角下制筋が凝り固まると、笑っているにも関わらず、口角が下がってしまいます

口角下制筋とは?

口角下制筋とは、下唇の両側から下顎にかけて扇のように広がる筋肉のことです。

奥歯でものを噛むときに使われ、上唇と口角を下に引っ張る役割を果たしています。

表情筋が凝り固まると、老けた印象になってしまうことも。また、口が「への字」になるため、普通にしているにもかかわらず、不機嫌に見られるケースもあるでしょう。

口角下制筋以外の口まわりにある表情筋

表情筋は30種類以上あり、口角下制筋以外にも複数存在します。通常の生活で使われる表情筋は30〜40%程度と言われ衰えれば、しわやたるみの原因になります。

また、咀嚼(そしゃく)や発音に対する表情筋の影響も小さくありません。

表情筋の多くが口のまわりにあります。口角下制筋以外の口まわりにある主な表情筋は以下の通りです。

  • 口輪筋:口元を円状に囲んでいる筋肉です。口を閉じたり唇を突き出したりするときに使われます。
  • 大頬骨筋:口角を上方向に引く筋肉です。大きな口を開けて笑うときなどに役立ちます。
  • 小頬骨筋:口元を斜めに引き上げる筋肉で、笑顔には欠かせません。頬のこわばりをなくし、自然な笑顔を作り出します。また、泣く時には頬をたるませたりする動きに使われます。
  • 上唇挙筋:上唇を上方向に引く筋肉です。微笑むときや泣くときに働きます。
  • 下唇下制筋:下唇を下方向に引く筋肉です。不満を表すときや、誠実な表情をつくるときに使われます。
  • 頬筋:上下のアゴ関節から口の両端に向かって伸びる筋肉です。口角を斜め上に持ち上げる役割を果たします。
  • 笑筋:エラから口元に伸びている、口角を外側に伸ばす筋肉です。「笑いの筋肉」と呼ばれ、収縮でエクボをつくります。
  • オトガイ筋:下唇の下からアゴにかけてある筋肉です。疑惑や不決断の表情をつくるときに使われます。

泣く時との意外な共通点

悲しみなどの強い感情を感じて泣く時には、口角下制筋が収縮し、口がへの字になることがあります。これは、悲しみを感じた時に口角が下がるメカニズムの一つです。

笑う時には、本来は口角挙筋や大頬骨筋などの筋肉が収縮し、口角が上がり、笑顔になります。しかし、これらの筋肉が弱かったり、使い方に問題があったりすると、口角下制筋が強く働き、口角が下がってしまうことがあります。

笑うと口角が下がる人は、泣く時と同じ筋肉が作用してしまっている場合もあるのですね。

ただし、人の表情は様々な表情筋が複雑に絡み合って作られるため、一言で「泣く」「笑う」といっても、その時の感情や自律神経の働きなど他の要因で異なる表情筋が使われることがあります。

口角が下がる以外の口角下制筋が固まるデメリット

口角下制筋が凝り固まるデメリットは、口角が下がることだけではありません。

ここからは、以下のデメリットについて詳しく解説します。

  • 顔の皮膚がたるむ
  • ほうれい線が目立つ
  • マリオネットラインができる

 顔の皮膚がたるむ

口角下制筋が凝り固まれば、下に引っ張る力が強くなり皮膚や脂肪を下に引き下げるため、顔の皮膚がたるみます。

また、皮膚や脂肪を支えている他の表情筋が衰えれば、よりたるむ原因になるでしょう。

皮膚がたるめば、実年齢よりも高く老けた印象をまわりの方に与えます。

 ほうれい線が目立つ

ほうれい線が目立つようになるのも、口角下制筋が凝り固まるデメリットの一つです。

ほうれい線とは、鼻から唇の両側を通り顎まである、漢数字の「八」に似たしわのことです。

ほうれい線自体は年齢に関わらず誰にでもありますが、加齢や頬のたるみにより目立つと老けた印象を抱かれます。

 マリオネットラインができる

唇の両脇からあごへ向けてのびるマリオネットラインができるのも、口角下制筋が凝り固るデメリットです。

操り人形や腹話術で使用する人形の口元に似ているため「マリオネットライン」という名前がつき、ほうれい線の下にあることから「二重ほうれい線」とも呼ばれます。

マリオネットラインも老けた印象や暗い印象を与える原因の一つです。また、マリオネットラインの出現に比例し、口角が下がりやすくなります。

口角が下がる原因にもなる生活習慣

口角が下がる原因にもなる生活習慣は、以下の通りです。

  • 口呼吸
  • 歯ぎしりや食いしばり
  • 噛んで食べない
  • 姿勢が悪い
  • 無表情

順に紹介するため、日常生活で注意してください。

 口呼吸

口呼吸するときには、口の周りにある筋肉が使われません。口呼吸が続けば、表情筋の衰えや口角下制筋の凝りにつながり、笑っても口角が下がります。

また、口呼吸には以下のデメリットもあります。

  • 細菌感染のリスクが高い
  • 口の中が乾燥する
  • いびきをかきやすくなる
  • 睡眠の質が悪くなる
  • 歯並びに影響が出る
  • 唇の締まりがなくなる

 歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりも口角が下がる原因の一つです。癖の一つで、無意識に行っている方もいますが、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。

口角が下がる以外の具体的なトラブルは以下の通りです。

  • 歯のヒビや破折
  • 顎関節症
  • 知覚過敏
  • 歯周病の悪化

 噛んで食べない

柔らかい食べ物中心の食事をしたり、よく噛まずに食べたりしても、口角が下がります。

噛めば表情筋が使われ鍛えられる一方で、噛む回数や力を使わなければ、筋肉が退化します。

 姿勢が悪い

姿勢が悪い方も要注意です。とくに、最近はスマートフォンやパソコンなどを見るために、下を向く時間が長い方も多いのではないでしょうか。

長時間下を向いていれば首にある広頚筋が縮み、顔が下方向に引っ張られ、口角が下がります。

 無表情

無表情の時間が長い方も注意しなければなりません。コロナウイルス感染症の流行によるリモートワークなど、人と接する機会が減った方もいるでしょう。

また、デスクワーク中心で日常的に顔の表情を変える機会が多くない方は、注意が必要です。

さらに、感染症の予防でマスクを付けていた方も多いと思いますが、マスクは口まわりが動かしにくくなり、表情筋の衰えにつながります。

口角を上げる方法

ここまで解説した通り、口角が下がる原因は口角下制筋を含めた表情筋の衰えなどにあります。

口角を上げるための方法は、美容整形やエステなど複数ありますが、表情筋トレーニングの実施がおすすめです。

表情筋のトレーニングは、いつでも・どこでも実施でき、コストパフォーマンスの高い美容方法です。最近は、トレーニング方法がYouTubeなどの動画でも紹介されており、自宅で簡単にできます。

ただ、自分一人で行うトレーニングでは、細かい筋肉を動かすことが難しく、変な癖がついてしまうケースもあるため、スクールで指導を受けると良いでしょう。

DSBでは、笑顔に必要な表情筋を徹底的研究し、究極の笑顔「ハリウッドスマイル」のデザインに必要な筋肉を鍛えるオリジナル表情筋トレーニングを開発・提供しています。

表情筋の使い方を理論的に学び、ハリウッドスマイルを作り出すための笑顔作成能力を身につけられ、あなたの魅力を引き出せますよ。

まとめ:笑うと口角が下がる原因とは?泣く時との意外な共通点

今回は笑うと口角が下がる原因となる口角下制筋の概要や、口角下制筋が固まるデメリット、対策などについて解説しました。また、笑うと口角が下がる人と、泣く時の表情には、場合によっては 同じ口角下制筋が関与していることがあります。

笑っても口角が下がるのは、口角下制筋を含め表情筋に問題があるからです。

表情筋が衰えれば、しわやたるみの原因になり、泣き顔に見えたり、老けた印象や不機嫌な印象などを周囲から持たれてしまいます。

表情筋を鍛えるには、スクールを利用した表情筋トレーニングがおすすめです。

まずは、DSBの体験レッスンをチェックしてくださいね。

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