皆さん、こんにちは!Discovering Smiles and Beauty(DSB)です。
笑顔の効果は心理学的に証明されていることを皆さんはご存知でしたか?
今回は、心理学的・医学的観点から笑顔の効果について詳しく解説します。笑顔の効果を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
心理学で証明された笑顔の効果とは?
「無表情の人と比較して、笑顔の人の方が印象が良い」と聞いて、異論を述べる方は少ないでしょう。ただ、なぜ良いかを理解している方は多くありません。
実は、笑顔の効果は心理学でしっかりと証明されています。
ここからは、心理学で証明された笑顔における以下4つの効果について詳しく解説します。
- 周りの人を笑顔にする
- ポジティブな気持ちになる
- エイジングケアになる
- 幸福度が高まる
笑顔の心理学的効果1. 周りの人を笑顔にする
自分の笑顔は周りの人を笑顔にします。心理学で「ミラー効果」というものがあり、自分が笑顔であれば相手も笑顔になるとされています。
これは、人間にある「ミラーニューロン」という神経細胞が作用しているからです。
ミラーニューロンにより人間は、他人の行動を見てまるで自分が同じ行動をとっているかのように反応します。他の人が笑顔であれば、自分も幸せや楽しい気持ちになり、笑顔になります。
赤ちゃんや子どもの笑い顔につられて笑顔になる方も多いのではないでしょうか。笑顔は伝染します。
笑顔の心理学的効果2. ポジティブな気持ちになる
ポジティブな気持ちになるのも、笑顔における効果の一つです。
アメリカの心理学者トムキンス氏が発表した「顔面フィードバック仮説」によれば、笑顔で表情筋が刺激され、それが脳にフィードバックし、ポジティブな気持ちが生まれます。
表情筋は、感情をつかさどる脳のA10神経群と密接な関係があります。
脳科学の観点から考えれば、笑顔であればポジティブな気持ち、しかめっ面であればネガティブな気持ちになりやすいでしょう。
笑顔の心理学的効果3. エイジングケアになる
笑顔にはエイジングケアの効果もあり、微笑めば若く、ムスッとすれば老けて見えます。
アメリカの心理学者が、ある男性モデルに以下3パターンの表情をしてもらい、何歳に見えるか、笑顔と見た目の年齢について研究を行いました。
- 無表情
- 小さく笑う
- 歯を見せて笑う
その研究によれば、無表情は平均55歳、小さく笑った場合は53歳、歯を見せて笑った場合は52歳に見え、3歳分の違いがありました。
皆さんも日常生活で、笑顔の多い人の方が若々しいと感じるでしょう。
笑顔の心理学的効果4. 幸福度が高まる
笑顔であれば幸福度も高まります。
カリフォルニア大学の教授らが、女子大学で卒業アルバムの写真が笑顔だった人と、そうでなかった人の30年後における幸福度を測る調査を行いました。
その調査によれば、笑顔だった女性の方が結婚生活の満足度が高く、心理的にも安定している結果となっています。
笑顔であれば、心も身体も元気になりやすく、人と良い関係を築きやすくなります。
パートナーや良い仕事などとの出会いに恵まれやすくなるでしょう。日本にも「笑う門には福来る」という言葉がありますよね。
笑顔の効果は医学でも証明されている
笑顔の効果は医学的にも証明されています。
1952年の選手名鑑に載っていて、2009年6月までに亡くなった150人のアメリカ大リーガーにおける顔写真を使った研究での平均寿命は以下の通りです。
- 微笑みなし:72.9歳
- 部分的な微笑み:75.0歳
- 満面の笑み:79.9歳
上記の結果によれば、微笑みなしの選手と満面の笑みの選手における平均寿命の差は、5.0歳です。
ここからは、医学的観点から以下笑顔の効果について詳しく解説します。
- 免疫力が高まる
- 血糖をコントロールする
- 自律神経のバランスを整える
- 脳の働きが活性化する
免疫力が高まる
笑顔には免疫力を高める効果があります。笑えば、リンパ球の一種であるNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、免疫力が高まります。
あまり知られていませんが、若く健康な人でも毎日3,000~5,000個のがん細胞が生み出されています。
NK細胞は、がん細胞やウイルスなど病気の原因を攻撃する役割があり、健康を保つためには欠かせません。
笑顔によるNK細胞の活性化は多くの実験で証明されており、その一つが大阪ミナミの「なんばグランド花月」で行われたものです。
がんや心臓病を患っている方を含む19人に対し、漫才・新喜劇を見た後、免疫機能にどのような影響があるかの実験が実施されました。
実験結果によれば、NK細胞の活性化数値が低かった方も、漫才や新喜劇を見て笑った後に調べたところ正常範囲になりました。
また、笑顔には免疫システム全体のバランスを整える効果もあります。ちなみに、免疫力が高ければ良いわけではありません。
リウマチや膠原病など「自己免疫疾患」といわれる病気は、免疫システムが自分自身の体を攻撃するため発生します。
笑顔には、このような免疫システムの異常を改善する効果もあります。
血糖をコントロールする
笑いは血糖をコントロールする効果も証明されています。
糖尿病患者で、漫才を見て笑った方と見ていない方を比較した実験が行われました。その結果によれば、笑った方の食後血糖値における平均上昇率は77mg/dL、笑っていない方は122mg/dLです。
笑うことで、平均46mg/dLも食後血糖値の上昇を抑えられた結果になりました。
また、別の実験では笑いが糖尿病の血糖コントロール指標であるHbA1cを改善し、2型糖尿病やメタボの改善に役立つ可能性を示しています。
ある研究グループが、通院中の2型糖尿病や肥満の患者を含む222人を対象に行った、笑顔と結果は以下の通りです。
- 月に1~3回か、ほんど笑わない人:血糖値とHbA1c値の改善度が低い
- 月に1~5回かほぼ毎日笑う人:HbA1cが低下する傾向があった
自律神経のバランスを整える
笑顔には自律神経のバランスを整える効果もあります。
自律神経には、体を緊張させる交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、双方のバランスが重要です。通常、起きている間は交感神経が優位で緊張状態となっています。
声を出して笑えば、肺や心臓が刺激されて、脈拍や血圧の安定によるリラックス効果や、自律神経を整える効果があります。
また、幸せホルモンと呼ばれ、リラックス効果がある「セロトニン」の分泌にも効果的です。
脳の働きが活性化する
新たなことを学ぶときに重要な脳の器官が「海馬」です。笑顔になれば、海馬が活性化され記憶力が高まります。
また、アルファ波が増え脳がリラックスするとともに、意志や理性をコントロールする大脳新皮質の血液量が増加し、脳の働きが活発になります。
まとめ:作り笑いでも効果あり?まずは笑顔を作ろう
今回は、心理学的・医学的観点から笑顔の効果について解説しました。
笑顔の効果は心理学的・医学的にさまざまな研究・実験が行われ、証明されています。
中には毎日笑うのが難しい方もいるかもしれません。
実は作り笑いでも良い効果があるとされています。一般的に、楽しいことや嬉しいことがあるから笑顔になると思いがちですが、逆でも問題ありません。
笑顔でさえいれば、脳が勝手に「楽しい」「嬉しい」と判断し、幸せな気持ちになります。
沈んだとき、辛いことがあったときこそ、口角を上げて笑顔を作ってみましょう。
ただ、笑顔が減れば表情筋が衰え、より笑いにくくなります。
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